2022年10月3日、厚生常任委員会が開催されました。
質疑の様子は、神奈川県議会インターネット議会中継でご覧になれます。
今回は、大和綾瀬地域児童相談所移転工事設計費、神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例及び県立中井やまゆり園における利用者支援外部調査委員会の調査結果等、県立障害者支援施設の方向性の検討について、質疑を行いました。
現在、中央児童相談所に設置されている大和綾瀬地域児童相談所の移転については、新規に建物を建てることを考慮すると、現在の相談・援助業務のあり方を考慮した形や、スマートオフィス化等の職員の業務負担が軽減される設計をすることを求めました。
県立中井やまゆり園については、虐待に至るまでの根本的かつ構造的な問題について、神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例も踏まえた取り組みを求めました。
1.大和綾瀬地域児童相談所移転工事設計費について
- 現在、大和綾瀬地域児童相談所を除いて、5つの県所管の児童相談所があるが、施設にかかる課題はあるか。
- 併せて、業務における課題はあるか。
2.神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例の制定について
3.県立中井やまゆり園における利用者支援外部調査委員会の調査結果等、県立障害者支援施設の方向性の検討について
- 中井やまゆり園の支援にあたる職員数と勤続年数の分布について(事務職は除く)
- 支援にあたる職員の人権意識が欠如している理由
- 支援にあたる職員の支援技術が不足している理由
- 施設の構造が当事者目線の支援を困難にする理由