高知県議会

高知県議会を調査しました。
・特別委員会における参考人招致
高知県議会では、特別委員会を積極的に行っているという印象を受けました。
神奈川県では、年4回の定例会に合わせて、4回の特別委員会が開催されますが。あくまでも形式的であり、審議内容も常任委員会の巻きなおしであることが少なくありません。
しかし、高知県議会の特別委員会では、定例会にとらわれず必要性がある都度委員会を開催し、参考人招致も行い、審議を深めています。
例えば、経済活性化・雇用対策特別委員会では、地元地銀の頭取や大学教授など、少子化対策・子育て支援特別委員会では、NPOの代表などを招致しています。
神奈川県でも委員会に参考人を招致することで審議を深めていこうとする動きがありますが、大いに参考になる事例です。
・政務調査レポート
高知県議会では、事務局が「政務調査レポート」を独自に作成し、積極的に議員に情報提供を行っています。その内容は、行政の情報を右から左にただ流すだけではなく、事務局独自の視点において行われています。