提案13:議会報告会の開催
【内 容】
議会として議会報告会を行います。
【目 的】
県民の意見を広く聴き、活動の報告をすること(12条2項)
【現状・課題】
○議会報告会は開催されていません。
⇒議会基本条例12条2項に報告会の開催が明文化されています。議会としての広報・広聴のために導入する議会が急速に増えています。
⇒県民が議会や議員と接する機会は大変限られています。議会として積極的に地域に出向いて、県民意見を集約する取り組みは大変重要です 。
【手 法】
○県内の公共施設等を利用して開催します。
【費用・財源】
○既存の財源内で、予算の組換えで対応します。
・費用は会場費、議員・職員の会場までの交通費
【効 果】
○広聴の充実…県民が直接議員に意見を述べることで、広く県民意見を集めることができます。
○県民理解の促進…議員が県民に直接議会の取り組みを報告することで、県民の議会に対する理解が深まります。
【参 考】
「議員と語ろう」(大分県議会)、「本音で語ろう県議会」(岩手県議会)等、名称は様々ですが、議会の積極的な取り組みは概ね評価はされているようです。但し、出席議員の調整や議事運営の仕方等において課題があるとの意見もありました。岩手県議会のホームページでは、報告会でのやり取りが詳細に報告されています。
また、実際に関わった議員の声(岩手県)としては、広報を相当やっているにもかかわらず、一般の参加者は少ないということや対応する議員が7名と多いため、限られた時間で多くの議員が発言することができないという短所があるとのことでした。長所としては、自分の選挙区以外のことを知ることができることを挙げていました。