提案14:県民参画の推進(例:県民発言制度)
【内 容】
県民が議会で自由に発言できる制度を確立します。
【目 的】
県民の多様な意見を集約し、県政に適切に反映させると同時に、議会への県民参画を促進すること(7条)
【現状・課題】
○県民が県議会で自由に発言できる場はありません。
⇒県議会として、県民の自由な発言を通じて、多様な意見を反映させる必要があります。
⇒議員が、県民の意見に真摯に耳を傾け、1つ1つの意見に対して議論をし、議会としての考え方を示していくことが、議会への県民参画を促進する上でも有効です。
【手 法】
○本会議或いは委員会において、県民が自由に発言できる制度を確立します。
【費用・財源】
○既存の財源内で、予算の組換えで対応します。
【効 果】
○県民参画の促進…自由に発言をする場を設けることで、多様な意見を広聴することができると同時に、県民の積極的な参画が期待できます。
【参 考】
○アメリカの地方議会
アメリカの地方議会では、原則として住民が自由に議会で発言できる場が確保されています。住民の声も審議の重要な判断材料となります。
○市民3分間議会演説制度(名古屋市議会)
名古屋市議会では、委員会において市民演説制度を採用しており、申し込みをした市民が意見を述べることができます。演説者はそれぞれ思考を凝らした意見を述べていて、大変有意義な取組でした。意見に対して議員が議論や反応をできるようにすれば、本当の意味での開かれた議会に近づくと感じました。
●市民3分間議会演説制度の概要(名古屋市のHPより)
○実施回数…各定例会1回
○実施場所 …各委員会室
○演説参加者…名古屋市内に在住、在勤、在学する方
○発言内容…名古屋市政に関すること(国、県、他市町村等名古屋市政に関係のないことは発言できません。)
○発言時間…1人3分以内
○発言者数…各委員会室の定員7名(希望者多数の場合は抽選)
○発言への対応…質疑応答は行いません。
○その他
市政記者クラブ所属の報道機関に対して、演説の撮影・録音を許可しています。
また、演説の記録は作成しません。
名古屋市会市民3分間議会演説制度実施要綱及び名古屋市会委員会傍聴人規則等に基づき、下記の注意事項が定められています。