「パブリテック」とは、公共(public)と技術(Technology)を掛け合わせた造語です。AI(人工知能)、ディープラーニング(深層学習)、ブロックチェーン等の先端技術を用いることで、社会課題を解決していく取り組みを私は訴えてきました。
これらの技術を行財政運営に取り入れて行くと、革命的な業務効率化により、市民本位の市役所や県庁が実現する可能性があります。このようにパブリテックによって実現する行政体を、私は「スマート市役所」「スマート県庁」「スマート政府」と表現しています。
スマートデバイスやSNSが一般的でなかった2012年、私は予算委員会でこれらの活用を強く提案しました。今では県庁の広報や業務効率化の手段として当然のように活用されています。また、AIの端緒となる音声認識についても触れていました。
あれから6年経ち、技術革新はさらなるスピード感を持って進んでいます。ただ、これらを解する職員や議員は依然として少ないのが現状です。この分野について先進的な提案を行なっていきます。
千里の道も一歩から
神奈川県議会議員
菅原直敏