神奈川県議会

10月11日厚生常任委員会〜意見発表(菅原直敏発言抜粋)

  • 10月11日厚生常任委員会〜意見発表

開催日:平成30年10月11日

開催時間:午前10時31分~午後5時24分

開催場所:議会第5会議室

審査事項

平成30年第3回神奈川県議会定例会提出議案

 

出席者氏名(委員定数 13人のうち 13人出席)

田中(徳)委員長、中村(武)副委員長、

石川(巧)、市川、柳下、いそもと、牧島、てらさき、髙橋(稔)、さとう(知)、木佐木、北井、菅原の各委員

 

当局出席者

田代理事、香川福祉子どもみらい、市川健康医療の両局長ほか関係者

 

議会局出席者

上席 若槻 副主幹

補助 上村 主査

担当書記 砂村 副主幹

 

1 開  会

2 記録署名委員(柳下・髙橋(稔)の両委員)の決定

3 傍聴の許否について決定

  3件申請 3件許可

4 口頭陳情の聴取

  陳情第172号

5 日程第1及び第2を議題

6 同上質疑(両局所管事項も併せて)

7 日程第1及び第2について意見発表

 

菅原委員:採決に先立ちまして、3点ほど意見、提案です。

 まず1点目、地域包括支援センターについて。地域包括支援センターは、地元の有力社会福祉法人が受託することが多く、その優位的立場から、他の介護事業者との公平・公正な競争が阻害されている事例が散見されております。この事実は、県民がみずから望む介護サービスを受ける機会を奪う可能性がございます。この点は、県も把握されているとのことでしたので、順次是正を行っていくことを強く求めます。

 次に、リハビリテーション職の医療的ケアについて。医師、看護師といった医療職の数が限られる中、理学療法士、作業療法士、そして言語聴覚士といったリハビリテーション職が、医療的ケアをより広い範囲で行えることは、県民利益になります。リハビリテーション職の医療的ケアに係る論点を整理し、早急な実現を求めます。

 最後に、福祉医療現場のデジタル化について。福祉医療現場において、ケアや治療以外にかかる事務的負担は膨大な量に上り、事業所の大きな負担となっております。県として、制度の運用を簡略化し、事業所目線の運用をしながら、諸事務のデジタル化を促進することを求めます。また、福祉医療の直面する様々な課題は、従来のヒト・モノ・カネのみに依存した対策では解決することは、きわめて困難であります。テクノロジーを活用して、人々、エンパワーメント、パブリテックの視点からも、様々なテクノロジーを活用して解決する取組を進めることを御提案して、私の意見とさせていただきます。

 

8 日程第1及び第2について採決

 

9 日程第3請願・陳情を議題

 (本委員会に付議された陳情については、本会期中なお引き続き審査)

 

10 審査結果報告書等の案文委員長一任

 

11 意見書案等の協議

 

12 閉  会