2021年12月9日、国際文化観光・スポーツ常任委員会が開催され、質疑を行いました。
質疑の様子は、神奈川県議会インターネット議会中継でご覧になれます。
質疑の概要は以下の通りです。
今回は、観光施策がテーマでありながら、行政の施策全般に共通する「施策目的」について、深掘りしました。
国のGOTOや県民割等の目的は、基本としては事業者支援であり、みんなが旅行に割安に行けることを促進することではないことが重要です。しかし、前者の施策目的の理解が進まないため、ここら辺が混在するため、多くの批判が起こります。施策目的が衝突するためです。
行政の良くないところは、あらゆる対象に対して八方美人にしようとするために、結局誰のためにもならない、施策が行われることが少なくないことです。
もう、土日祝日の旅行は、補助金なくしても人は来るでしょう。事業者の支援が目的であれば、人が来ない期間にこそ支援をするべきではないでしょうか。
あくまでも、この事業者支援策が前提の上での議論ですが。
1.新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた観光施策の対応について
- 「地元かながわ再発見」推進事業費(かながわ県民割)について
- かながわ県民割の目的の優先順位は?
- 旅割の目的を考慮すると、利用の平準化の仕組みが必要では?
- 目指す成果は?
- 観光地の現状把握はしているか(定番エリア・再発見エリア)?
- 便乗値上げ対策は?
- 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」放映を契機とした観光プロモーションについて
- 予算額の内訳
- 開発業者の選定方法
- サイトの仕様と開発期間の想定
2.第34回全国健康福祉祭神奈川・横浜・川崎・相模原大会(ねんりんピックかながわ2022)に向けた主な取組について
- 新型コロナウイルス感染症が拡大した際の想定について
- 機運醸成に向けた取組について
- 応援大使任命、オリジナルソング・ダンスの政策等各種取り組みを行ってきているが、過去の大会でも同様の機運醸成の取り組みがおこなわれてきているか
- 応援大使はボランティア?
- オリジナルソング・ダンスの制作費用はかかっている?