神奈川県議会

2021年3月19日厚生常任委員会意見発表

2021年3月19日、厚生常任委員会が開催され、賛成の立場で意見発表を行いました。
質疑の様子は、神奈川県議会インターネット議会中継でご覧になれます。

1.共生社会の実現について

誰もが自分らしく生きられる共生社会の実現は、私自身のミッションでもあり、本県でも進めていくべき最重要の取り組みであると考えます。共に生きる社会かながわ憲章の認知度向上に力点をおいた施策が計上されていますが、憲章の存在を知っているか否かという点だけではなく、この憲章が制定された当時の背景も踏まえ、真の共生社会実現のための地道な取り組みを推進することを期待します。

2.オンライン診療について

オンライン診療の推進には様々な目的があります。その中でも、医師、特に女性の医師が自分らしく働けるために活用するという視点を持つことも大切であると考えます。法制度や規制の壁を一つ一つ取り除きながら、医師・患者双方にとって有益な形でオンライン診療を推進することを期待します。

3.審議会等のオンライン化について

各種社会活動において、オンラインの取り組みが普及することは、今までオフラインのみで構成された社会環境に生きづらさを感じていた人々には大きな光明となりました。まずは、福祉こども未来局の付属機関等からオンライン原則あるいはオンライン・オフラインを自由に選択できる審議会等の実施を促進し、従来のオフラインの審議会のみでは参加できなかった多様な人材が活躍できる環境を整備すること、また、県庁が率先して障害者を含む様々な職員がテレワークで自分らしくやりがいをもって業務に当たれる環境を整備することを期待します。