活動報告など

発達障害・自閉症について@第2回ヴァライティカフェ

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今朝は朝6時から海老名にいました。

海老名市政に挑戦されている中込淳之介さんの活動の応援に行くためです。

本来であれば、丸一日という約束だったのですが、どうしても参加したい催しのご案内を頂いたので、山本光宏大和市議に応援は任せ、午後に失礼しました。

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今回参加したかったのは,第2回ヴァラエティカフェという催しでした。

偶然、ツイッター経由でこの催しのご案内を頂き、急遽参加することにしました。発達障害、特に自閉症について専門家のお話を聞き、当事者のご家族との意見交換ができるためです。

今まで、発達障害の関係について関心を持って、文献や現場の調査などを行っていましたが、専門家や当事者のお話を伺う機会が必要だと常に感じていました。まさに、今回の会はそのような私の要求を満たすものでした。実際に内容も有意義なものでした。

最初は、臨床心理士大和市こども部保育家庭課の職員でもある五味純子氏から、発達障害の基礎知識に関する講演でした。次に、大和市自閉症児・者の会の藤森省吾氏から当事者家族の体験も踏まえた講演でした。

その後、参加者がいくつかのグループに分かれワークショップ形式の懇談会を行いました。大和市外からの参加者も多く、当事者としてのご意見を様々伺うことができました。最近、中学生のお子さんが発達障害の可能性があることを悩まれている方の葛藤などは本当に真に迫るものでした。

最後に、グループディスカッションの経過を発表して、4時間近くに渡る会は終了しました。

会終了後も様々な方とお話をして、色々な知見を頂きました。また、五味さんや藤森さんからは私の持っていた問題意識を後押ししてくれるような有益な視点も頂きました。

私は常々言っていますが、障害に対して最も必要なことはまず社会の理解です。社会の理解があれば、お金をかけなくても障害が障害でなくなるものも少なくありません。

まずは、107人の県議会議員と県の幹部職員の全てが発達障害に対する正しい理解を持てるようになれば、県行政における対応もかなり変わってくると思います。党派を超えてこの分野に対して意識の高い議員は少なからずいます。協力して頑張っていきたいです。