
やわらかホルモンいため@珍満

ユリ根の桜エビの掻き揚げ@そばダイニングたぐる

エビのアヒージョ@エルポルテロ
以上、全て南林間駅周辺の飲食店の料理です。
「地域活性化」という漠然とした言葉があります。
議員も行政もこの言葉を使うのが大好きです。
しかし、実際に地域活性化と呼ばれるものが議会や行政が主導して成功することはほとんどありません。
ひどい場合は、地域活性化という大義の下、成果の検証もなされない無意味な補助金が垂れ流されている事例も全国多数見られます。皆さんの市の商工費の類いを見て下さい。地域活性化名目の補助金の多いこと。しかし、それらが結果を出していないのは感覚としても皆さんはお感じになられているでしょうし、実際データ的にも答えは出ています。例えば、商店街活性化名目の補助金は多いですが、商店街の店舗数の減少に歯止めがかからない以上、成果が上がっていないと捉えるべきでしょう。
私は県議会の商工労働常任委員会に所属していたときも、意味のない商店街への予算付けはやめるように主張してきました。当時の商工関係の課長も実はその意義のなさを暗に認めつつも、結局は県会議員への顔を立てるためなど、非常に属人的な理由もあり継続されてきました。
以前、ある市議会議員が自分の関わる祭りへの補助金を数十万円増やしたと得意げに語っていましたが、本来は祭りが活性化して、地域の住民や企業からの協賛金で催しが成り立ち、最後には市に寄付をしてしまうくらいの気概を持たせるようにしなければならないはずなのに、補助金漬けにすることでどんどん活性化の芽を摘んでしまっています。
「地域活性化」とはその定義は住民によって様々であり、基本的には住民が自立した状態においてこそ成り立ち得ると私は考えています。地域の住民が地域活性化とは何かを考え、それに向かって自分達で作り上げていく。そこに醍醐味もあるわけです。
私が見てきた様々な活性化事例は、依存的ではなく自立的でした。ヴィジョンが明確でした。常にイノベーティブでした。みんなが話し合い、ケンカをしながらも一丸となって進んでいました。
私は一市民の立場で、このような活性化に取り組んでいきたいという想いがここ数年間強くありました。
そんなことを今日は地元の元気な経営者と語り合いました。
あっという間に数時間が過ぎました。
何かが動きそうです。