活動報告など

静かながらも着実なイベント〜ふじさわちょい呑みフェスティバル

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議会終了後、次の会議に間に合わず、その後の夜の介会合もキャンセルになったため、かねてから注目していた「ふじさわちょい呑みフェスティバル」に参加してきました。

このイベントは3枚綴りの券を2400円で買って、登録され藤沢駅周辺の飲み屋29店舗で、各店舗の用意したちょい呑みセット(お酒一杯とおつまみ)を頼めるという内容です。

●イベントとして

このイベントの注目すべきところは、イベント後の継続性を念頭においている点です。ちょい呑みの感覚で各店舗を気軽に回れるので、普段訪れることがないお店で気になるお店も気軽に入れます。気に入ったお店であれば、次回からはガチ呑みで訪れるでしょう。

イベントというと単発で大きなことをやって、その後はさっぱりというパターンは多いです。このイベントは見た目は普段の街並と変わらないので、イベントが行われていることにも気付きませんが、着実に効果を上げているように思われました。お店の人も普段こないお客さんがちょい呑み券を持ってやってくるので、新規客の開拓になっているとのことでした。

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街中を地図片手に歩いている人たちを見ていると、飲み屋散策自体を楽しんでいるようでした。このようなワクワク感もイベントには大切です。

やはり、地域活性化の取り組みは民からの柔軟な発想と行動力から生まれるのだと改めて実感しました。

Facebookの活用

そして、最も注目すべきはイベントに至るまでの経緯でしょう。

このイベントの企画者の小林さんにお話をお伺いすると、1月14日に企画をし、Facebookのグループ内でだいたいの話し合いを済ませ、1回のリアル会議だけでイベントの開催に漕ぎ着けたとのことでした。もちろん、企画者の小林さん達の卓越したリーダーシップもあったでしょうが、Facebookがこのスピード感を可能にしました。特に飲食関係の方々は時間も不規則なので、このような仮想空間で議論ができるFacebookのグループ機能はむしろぴったりなのです。

●お客の口コミ

Facebookの威力は参加者においても発揮されます。参加者の多くはFacebookのアカウントを持っているため、お店で食事をする度にその様子をアップして友人に知らせます。それが新たな誘客を促し、お客さんが増えていきます。このような口コミマーケティングを費用換算したら相当な額になるのではないかと思います。

●やったことのすごさ

実はこのようなイベントは頭の中では誰もが描くことは出来ます。しかし、実際に実行に移したことが素晴らしいと思います。

確かに多少の費用と労力がかかったかもしれませんが、このイベントを行うにあたってのリスクは殆どありません。従ってやらないよりもやった方が絶対にプラスです。

しかし、実際にこのようなことをやろうとすると店舗間のつまらない調整やFacebookのような新しいツールに対する不理解等が災いして、実現に至ることは稀です。私も地元の飲食店の方々に同じ時期にFacebookを用いた地域活性化について提案をしたことがあるのですが、一部前向きな人がいたものの、つまらないしがらみと商売人とは思えない後ろ向きな考え方で進まなかった経験があります。

このイベントの盛況ぶりを見るにつけ、私の提案は間違っていなかったと確信すると同時に、お隣藤沢でこのような意識をもって熱心に取り組まれている方々がいることを嬉しく思いました。

リスクがないならやらないよりやったほうがよいという佐賀県武雄市の樋渡市長の言葉を思い出します。

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帯状疱疹でお酒は一滴も飲めませんでした、各店舗の店員さんも気さくな方ばかりで、非常に楽しめました。やはり最後は個店の魅力があってこそですね^^