
予算委員会2日目でした。
本日は一般質疑です。
私達の会派からは、芳賀ようじ委員と安川有里委員が質疑に立ちました。質疑内容は以下です。
水源環境の保全・再生について
芳賀委員は先日に続いて2回目ですので、前回より少し余裕があるようでした。得意の環境保全分野で山と海との関係や山梨県と神奈川県の広域的取り組みの内容でした。
続いて、安川委員が初登壇しました。鎌倉の世界遺産に関する取り組みについて多角的に質疑を行いました。アナウンスのプロだけに、質疑の運び方はさすがでした。
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委員会終了後、県庁近くの開港記念館で第4回地方政府の多様性を考える勉強会が開催されました。
外山公美日本大学教授と今川晃同志社大学教授より、カナダにおける地方政府の多様性とアメリカの住民総会について講演を頂きました。
今川教授は、議会を維持しながら住民自治の意識を喚起するために、住民総会を自治会レヴェルで制度化する事を提案されていました。かつて大和市で提案されていた市民自治区の発想に近いものがあります。
ちなみに、アメリカでは10年ごとに政府形態の見直しを行うようです。

外山教授からは、カナダの地方自治の状況について興味深いお話をお伺いする事が出来ました。10州と2準州からなるカナダは州ごとに地方自治制度が異なります。
ケベック州では歴史的な経緯からフランス語が公用語ですが、フランスでもStopと表示するところを敢えてフランス語表記にする等、起源のフランスよりもフランスっぽいという興味深いお話をお伺いしました。確かに、私もモントリオールに訪れた時に、同じような印象を受けました。その時はフランスに行った事はなかったのですが、あたかもフランスにいるような感覚に捉われました。
フランスは議会中心主義である事が地方自治体の特徴であるそうです。
今日の勉強会も非常に有意義なものとなりました。