調査活動

自然エネルギー100%は可能か?村上敦先生の講演

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第3回みんなの勉強会を開催しました。みんなの勉強会とは、会派所属議員の政策能力の向上のために、講師をお招きして行う勉強会です。

今回は、ドイツのフライブルク在住の環境ジャーナリストである村上敦先生をお呼びしての勉強会です。

昨年の11月の講演を聴いて、是非会派の仲間にも先生の講演の内容を共有して欲しいという思いから、勉強会の講師に提案し、今回の勉強会の運びになりました。

先生はドイツ在住のため、ドイツや欧州の事情に詳しいだけではなく、日本人のため日本の現状も理解しているので、単なる海外の受け売りの情報が氾濫するエネルギー政策等について的確なお話をしてくださいます。

エネルギー政策という入り口ですが、実はその内容は地域活性化といった地域的な話題から産業政策、雇用政策、土木政策に渡り、温暖化対策、化石燃料の課題といった地球規模の話にまで及びます。

省エネ→高効率化→自然エネルギーの推進の順番で欧州のエネルギー政策は進んでおり、創エネ・畜エネ・省エネの順序である神奈川県のスマートエネルギー構想はアプローチの仕方が誤っているとの事でした。

先生のお話を通じて感じるのはドイツの環境政策は科学的な議論に基づいているだけでなく、よい意味で利益追求型であるという事です。

日本の精神論や雰囲気だけで進むエネルギー政策ももう少し、しっかりとした現状把握と目的を明確にした上で、科学的な議論の下に進めて行くべきであると考えます。

また、個別の技術にこだわりながらも、全体の戦略がないばかりに最適解を得られていない

今日もよいお話をお伺いする事が出来ました。