オレンジカフェすみだの取り組みを視察しました。
オレンジカフェ(認知症カフェ)とは、「認知症の人と家族、地域住民、専門職等の誰もが参加でき、 集う場」と定義され、厚生労働省がオレンジプラン(認知症施策推進5か年計画の中で推進をうたっている取り組みです。簡単にいうと、認知症で困っている本人や家族などが気軽に集って交流できる場を設ける事で、地域や社会で認知症者を支えていこうという事です。
オレンジカフェすみだは、NPO法人ふるさとの会と墨田区高齢者福祉課が主催し、地域の人々を巻き込んで、認知症者を地域で支える場を目指して活動しています。
13時に地域プラザBIGSHIP(豪快な名前、、、)の1階イベントスペースで始まりました。5つ程のテーブルの島があり、私が座った席の隣にはご年配のご婦人と反対側にはケアマネジャーの方でした。
赤白の旗揚げゲームやアルプス一万尺をお隣のご婦人とやったりしながら、テーブルの人達と様々なことをお話ししました。地域のこと介護のこと、昔のこと、私の住んでいる大和のことなど、、、
パーキンソンの方も上半身は動くのでギターで弾き語りをしたり、その伴走でみんなでふるさとを合掌したりしました。
途中、子連れのお母さん達が参加したり、比較的小さなスペースでしたが、延べ人数では30人以上参加したのではないでしょうか。
若いボランティアの方々もドリンクをテーブルに運んだり、お話し相手になったりとテキパキ動いていました。
運営者の方々とお話しすると、地域の町会や企業、介護施設など様々なところを巻き込んで進めているとの事でした。
地域の人達が気軽に介護の悩みを相談し、情報交換できる場は非常に大切であると私は考えていますので、今後大和において同様な取り組みを行う際の参考になりました。
スカイツリーを横目に家路につきました。
大和市内訪問施設・活動:2件
大和市外訪問施設・活動:3件
千里の道も一歩から