大和市上草柳にある「セントケア上草柳 認知症対応型デイサービス」を視察する。
当該施設は、介護保険の地域密着型サービスである認知症対応型通所介護(認知症対応型デイサービス)を営業しています(他にショートステイを併設)。
伺った時は、ちょうど職員によるギター演奏が始まり、「知床旅情」が流れてきました。施設は新しくきれいで、売りとしてはお風呂が天然温泉であること。足湯もありました。
認知症デイは、定員が12人と通常のデイよりも上限が低く、人員配置は12人に対して相談員・看護師各1名と介護職員3名と手厚い配置になっています。その分、利用者の負担も通常の1.5倍程度となっています。
認知症の方のみという事で、職員との馴染みの関係を重視していたり、環境を急変させない等の配慮がなされていました。
地域密着型つまり大和市の財源を使っているため、隣の市の方は基本的に利用できないとの事でした(例外はあるが難しい)。隣の座間市には認知症デイがないのに対し、大和市には9件あるそうです。座間市民にも需要があるけれど、地域密着型という特性から課題を抱えている側面もあるとのことでした。
その他、市によって事務的な対応や規制の違いがあるようで、現場に即したそれらのお話は非常に勉強になりました。市や県は出来得る限り不要な規制は撤廃していくべきであると考えます。
職員の方々の挨拶もしっかりしており、接遇の点でしっかりとしているという印象を受けました。民間企業なので当然と言えば当然ですが、自らの職場にも持ち帰りたい点です。
案内を担当してくださった川田さん始め職員のみなさん、ありがとうございました。
大和市内訪問施設・活動:3件
大和市外訪問施設・活動:3件
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