本日は、①介護・保育について、②地方選挙制度改革について及び③神奈川県の基地対策についての3つにテーマに関して知事及び選挙管理委員会事務局長へ質疑を行いました。
自分の登壇順が来るまではなんとなく不思議な感じでした。改めて県議会の壇上で知事と直接相対する重みを、質疑を通じて感じました。
今回の質疑では知事より、
・ 県職員全員を認知症サポーターにすることを目指すこと
・ 認知症カフェの実態調査を行い、市町村の取り組みを支援すること
が答弁されました。
また、保育士試験については保育士試験の複数回実施を提案しました。「地域限定保育士制度」については、否定はしませんが行政事務の増大と労働者の尊厳の観点から、いくつかの指摘をしました。知事も私も最終的に目指す方向は同じと考えています。
その他、小規模多機能居宅型介護、ダブルケアそして介護職員の労働環境の改善などについて知事の考え方が答弁されました。
地方選挙制度改革については、郵送などによる不在者投票に関して「要介護5」という条件の範囲を拡大していくことを国に要請していくとの答弁を頂きました。併せて、訪問介護で投票の外出支援が運用でできないかを検討するように提案しました。
基地対策については、私自身の騒音解消に向けた決意を改めて表明し、知事の基地対策にかける決意を質しました。
落選後の福祉職としての実務経験がなければ今回のような質問はできなかったと思います。久しぶりで多少ぎこちない点もありましたが、私の議会人としての再スタートです。
千里の道も一歩から