予算委員会2日目の登壇でした。テーマは選挙についてでした。選挙制度改革、地方自治制度改革は私のライフワークの一つです。
内容をまとめると、「現行の選挙制度をユーザー(市民・県民・国民)目線の選挙制度に再構築すべき」ということです。
近年、各種選挙の投票率が非常に低くなっています。昨年の神奈川県知事・議員選挙の投票率は各40.71%、41.81%でした。また、先月の藤沢市長選挙は27.81%でした。
投票率の低下には様々な要因が考えられますが、私はその大きな理由の一つが選挙制度が「ユーザー目線」でないことであると考えています。
従って、選挙制度を「投票しやすい」、「候補者を選択しやすい」そして「立候補しやすい」形に再構築すべきであり、そのために県としても様々な改革案を国にぶつけていくべきであると提案しました。
具体的には、供託制度の廃止または供託額の引き下げ、県立高校への期日前投票所の設置、スマートフォン等からの投票の研究・検討等です。
@@@さて、今回の質疑では北陵高校の「北陵高新聞」を紹介しました。「十八歳選挙権特集」として、読み応えのある素晴らしい内容でした。この中で若者と高齢者の投票率の差が国別で紹介されており、「イタリア-3.5%、ドイツ2.1%、スウェーデン2.6%、日本25.2%」となっていました。投票率が高い国との比較かもしれませんが、日本の若者の投票率の低さが際立っています。
同新聞では、「私たちは今為政者を振り向かせる絶好のチャンスを掴みかけている」と結んでいます。
こういった県民・国民の思いに応えられるユーザー目線の選挙制度を今後も提案していきます。
千里の道も一歩から