予算委員会最終日、3回目の登壇となりました。テーマは共生社会の実現についてでした。
質疑内容を端的にまとめると「神奈川県を再び福祉先進県にしよう」ということです。
今回は2月上旬に調査した熊本県の「障害のある人もない人も共に生きる熊本づくり条例」の取り組みも紹介させて頂きながら、質疑を行いました。
具体的には、障害への県民理解を促進するわかりやすいリーフレットやホームページを作ること、本庁舎の正面玄関を誰もが入庁しやすくすること、そして「障害のある人もない人も共に生きる熊本づくり条例」のような条例制定の検討についてなどでした。
本庁舎正面玄関の提案は、実際に車椅子の方を対応することができなかった事例を受けてのものです。
各項目について前向きな答弁があったので、来年度以降何らかの進捗があると思います。
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さて、覚えていない又はご存知でない方も多いかもしれませんが、障害者差別解消条例を制定することは、平成23年の県議選における私の重要公約の1つでした。障害福祉への不勉強や国政挑戦もあり、ここまでとりあえずにきました。
あれから5年、ひょんなことから介護福祉職につき、学生として福祉について学び、多くの福祉関係の先輩や仲間達から教わり、ようやく条例の取り組みの端緒につけたことは感慨深いと同時に、知事からも検討する旨の答弁がありましたが、私としても来年度徹底して調査します。
また地味にですが、「福祉先進県」を目指す意思表示を表明しました。これについては4月24日のパネルディスカッションで具体の思いをお話しします。
4日間の予算委員会、タフでしたが充実した機会でした。
ご協力頂いた皆さんありがとうございました!
千里の道も一歩から