神奈川県議会の政務調査費に対する訴訟がなされることが話題になっています。県の行った内部監査の内容では不十分との事で、オンブズマンが訴訟に訴えるようです。その総額は6億円以上と報道されています。ただ、訴訟対象となるのは主要4会派ということで、非交渉会派は含まれていません。
単なる飲食費や慶弔費などの明らかに不適切な支出は論外ですが、それ以外の部分に関しては訴訟でけりをつけるのも一つの方法かもしれません。
ただ、訴訟の目的が「追及のための追及」になっていないかという点は非常に危惧します。議会側も信念・理由のある使途の部分についてはしっかりと主張していく必要はあると思います。
この過程や結果如何では、全国の議会に大きな影響がでることも想定されます。