暫定税率の復活を受けて、ガソリンの値段が急騰しました。本来蔵出し税であるガソリン税の性質を考えると便乗値上げともとれなくもありませんが、4月初旬の先行値引きが理由となり、各スタンドとも先行値上げに踏み切った感があります。
一ヵ月間、消費者はちょっとしたガソリン値引きを受けた形となりましたが、その値引き以上にガソリン業界や各関連団体などがこうむった被害は大きいように思われます。
現状維持ならそうする、下げるなら下げる、国会がしっかりとした意思表示を昨年度末に行っていれば、その是非はともかくとして、無意味に振り回される関係者もほとんどなかったのではないかと思います。
県に関係するところでは、道路特定財源の部分が確定しましたので、各予算に反映されていくことになると思います。